服になり損ねた生地が、カタチを変え、
長く使えるノートの表紙に生まれ変わりました。
ライフスタイルを提案してくれる「THE LIBRARY」。
マーガレットハウエルやイレーヴ・サンスペルなどを中心に、服・ライフスタイルグッズ・書籍などが並ぶセレクトショップです。
わたしたちは一緒に、生地の「はぎれ」でオーダーノートの表紙を作りました。
コラボレーションのお話をいただいた時、THE LIBRARYとカキモリが手を取り合うからこそ、できることに取り組みたいと思い浮かびました。
どうしても衣服を製造する際に余ってしまう「はぎれ」を活かすことができないかと、お互いの想いが重なったのです。
実際に表紙を作るには、いくつかの課題がありました。
通常のラインナップの布とは違い、加工が必要だったり、はぎれの数が限られているため失敗できなかったり。いつもの職人さんでは難しいと受けてもらえず、引き受けてくれる方を探して。
それでも、どうしても作りたかったモノ。
やっとできあがった表紙を見た時には、
「自信を持っておすすめできる!」と思うほど、それぞれ生地の素材感が活かされた1枚に仕上がりました。
〈コーディネートをたのしむオーダーノート〉
そして迎えた神戸と自由が丘のお店でのイベント。
その場で表紙やパーツを選んでノートのカスタマイズを楽しんでいただきました。
もはや、カスタマイズというよりコーディネート。
THE LIBRARYのみなさんがお客さまとの会話は、「この綿と、コーデュロイの表紙を組み合わせても素敵ですよね」と、まるで洋服を選ぶ姿そのものでした。
カキモリスタッフも、いつも数多くの表紙を見ているのに、シャツやスカートになる予定だった生地で作られたと思うと、自然とトップスとボトムスを組み合わせるように表紙と裏表紙を選んでいました。
オーダーノートの選べるたのしみは、わたしたちが意識していないところにも広がっているように思えたのです。
出かける時に、ノートもコーディネートの一部になるかもしれない。
自然と日常の中に溶けこむかもしれない。
ファッションをたのしむように
ノートで装いをたのしむ。
2つのお店のコラボレーションで気づけたたのしさ。
みなさんの暮らしに豊かさが広がりますように。
カキモリ店頭のオーダーノートのコーナーにて、数量限定で展示いたします。 ぜひ選ぶたのしさを体験しにきてくださいね。